2015年8月29日土曜日

パリへ小旅行

子供たちの学校が始まる前に、2泊3日でパリに小旅行をしました。4年ぶりのパリ。家族にとっては初めてのパリです。4年前は高速鉄道のタリスに乗ってロッテルダムから日帰り弾丸ツアーでした。今回は自分の運転で。途中ベルギーで何回か渋滞に会い、6時間半ほどでようやく到着しました。

到着後、ルーブル美術館を鑑賞。


といっても子連れなのであまり時間をかけて鑑賞することもできず、3時間程度でさくさくと鑑賞。モナリザ、ミロのヴィーナスなど子供にも知名度が高い作品をチョイスして効率よく回って終了。

ホテルはルーブルから徒歩で10分程度の場所で、アパート形式。ヨーロッパはこのアパート形式の部屋がよくあって、中には冷蔵庫・洗濯機・キッチン・食器などが備え付けられていて、自炊生活が可能です。近所のスーパーで買出しをして、妻が調理して食事完了。パリはやはり食材の値段が私の住んでいるオランダの都市より高かったです。

続いて翌日はオルセー美術館を鑑賞。4年前はたしか写真撮影禁止だったのが、今回はフラッシュ無し撮影がOKになっていました。自分の好きな作品をいくつか撮影して保存。後で絵の具の塗り方などを観察するのに使います。下の写真はオルセーの5F(これも4年前は存在しなかった)からミニチュアモードで撮影したパリの写真です。


最終日は少し足をのばしてベルサイユ宮殿へ。人類史上最も豪華な建築物を見学。


最終日は少し雨模様だったため、たくさんの物売りの人たちがどこからともなくやってきて、折りたたみ傘やポンチョを、入館待ちの人たちに売っていました。おそらく移民の貧しい人たちでしょうか。絢爛豪華な宮殿の前で大声で物売りしている人たちを見て、終わることなく続く人類の貧富の差を思いました。折りしもいま、ヨーロッパは中東・アフリカからの大量の移民問題に直面しています。住みにくい土地から住みやすい土地に動きたいのは水が高いところから低いところに流れるがごとく自然の理。私もいわば移民の一人として、この移民問題が非常に気になっているところです。

あと、自撮り棒使用者が以外と多かった~。あれはあまり好きになれない。。

2015年8月19日水曜日

Expatセンター

8月某日、Expatセンターに出向きました。ここはオランダ人から見たときの外国人(つまり私たち日本人など)の移転や生活のサポートをする機関で、ここでオランダで居住するための手続きを行いました。やったことは簡単で、パスポートの提示、居住証明書の提出(しばらくホテル生活だったため、ホテルのConfirmation letter)、会社とのContract letterの提示、戸籍謄本の提出(日本で取得し、英訳がされてappostilleされたもの)、指紋の採取、顔写真撮影、署名の登録など。署名はパスポートに記載しているものに倣うのですが、それが楷書体で書いていたので、今回もやむなく楷書体で記入。今後のセキュリティーを考えると、日本語でかつ難しいミミズ書体で署名したものが最も模倣されないと思うので、パスポートの署名をそうしておけばよかったと後悔。ともあれ、40分ほどですべての手続きが終了しました。

その際に、BSN(Burgerservicenummer)という市民番号が伝えられました。これと別に、Residence cardが後日渡されます。BSNは銀行の口座開設や保険契約等、様々な生活の場面で必要な番号で、Residence cardは公的な身分証になります。オランダ国内に居る際は基本Residence cardの携帯が必要(パスポートは携帯不要)で、オランダ国外に出る際には、Residence cardとパスポートの両方を所持することが求められます。

Expatセンター終了後は銀行に赴き、口座開設を行いました。この口座に後日、日本からお金を送金することになります。

これらの手続きのためには基本予約等のアレンジが必要なのですが、予約はオランダのRelocation支援会社が事前に行なってくれていました。

とりあえず居住のための最低限の手続きはこれで無事終了となりました。

日本出国、そしてオランダ到着

2015年8月某日、ついに家族とともにオランダへ出発しました。いままで短期出張で一人で何度かオランダに来たことがあったんですが、今回は永住です。約11時間半のフライトを終え、ようやくアムステルダムスキポール空港に到着。そこから会社が手配してくれたレンタカーを運転し、オランダ現地時間の17時半頃にようやく目的地に到着。近所のスーパーですぐに食べられる食材を買って食べて、シャワーを簡単に済ませてすぐさま就寝。長~い移動のみの一日が終わるのでした。

※下はスキポール空港の写真。ただし当日撮影したものではなく過去の短期出張の際の写真。大量の荷物をかかえての移動だったので、写真どころではありませんでした・・