オランダで運転をするにあたって、知っておくのが望ましい、最低限の交通ルール・道路標識・注意点などをまとめました。
-右側通行
言うまでもありませんが、オランダは日本とは反対側の右側通行です。運転席は左側になります。
-自分の車の使用方法を把握しておく
海外でレンタカーなどを借りたとき、ブレーキペダルの踏み具合、ライトの付け方、ワイパーの付け方、窓の洗浄液の出し方、ロックの仕方など、事前に確認しましょう。私は初のヨーロッパレンタカー使用の際、夕暮れ時に空港を出発した後、暗くなってきたのでライトを付けようと手探りで探すも付け方がわからず、そのままドイツのアウトバーンを無灯火で10kmほど走ったことがあります。
-ワイパーとウィンカーの配置が日本と逆
ウィンカーを出そうとしてワイパーを動かしてしまうのは、日本人であれば誰もが通る道です。ちなみにブレーキとアクセルの配置は日本車と同じです。
-飲酒運転は少しだけ可能。でもやめておきましょう。
血液中のアルコール濃度が0.5パーミル(免許取得5年以内は0.2パーミル)であれば良いとのことで、多少飲んでも問題ないと聞きますが、やめておいた方が無難です。
-信号無視・スピード違反は厳しく取り締まりされます。
町中のいたるところに信号無視・スピード違反を取り締まるカメラが設置されており、撮られると罰金が後日請求されます。場合によっては5~6kmの速度オーバーを取られることも。信号も黄色になってから突入するのはやめましょう。
-優先表示が無い交差点では、自分の右側から来る車が優先
優先表示が無い交差点に差し掛かったときに、自分の右側から車が来ていたら、その車に道を譲らなければなりません。下の絵では、右から来る車が自分の進路に割り込む形に見えますが、これが正しい姿で、相手に割り込みさせなければなりません。田舎道や住宅街でこのような交差点によく出くわしますので注意。
-ラウンドアバウト(環状交差点)は環の中の車が優先
ラウンドアバウトは日本では稀ですが、ヨーロッパではいたるところで見られます。オランダの場合は反時計回りに流れます。環の中の車が優先です。安全を確認して環に進入しましょう。
-下の標識ですが、"優先道路"の標識が見えたら、自分が現在優先道路を走っていることを示します。この場合、自分の右側から車が来ても、自分の方が優先となります。"優先道路終わり"の標識が出ると、その先はもはや優先道路ではないことを示します。
-下の標識は、その先の交差点で、自分が優先であることを示します。交差する道路の車(左側・右側どちらであろうと)に対して、自分の方が優先になります。
-下の標識は、その先の交差点で、自分が優先でないことを示します。交差する道路に車がいれば(左側・右側どちらであろうと)、道を譲らなければなりません。
今日はこのあたりまで。次回に続きます。





ありがとうございます。
返信削除大変役に立ちました!!
ありがとうございます。分かりやすくて助かります。
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